30年ぶりの飯盒炊飯
- 2025年11月号 -
先日、家族でキャンプに行ってきました。
私の小学校・中学校時代のキャンプと言えばカレーが定番だったのですが、今はピザなどが多く、昔のように飯盒でご飯を炊くということを行わないようです。
子供にとっては、ご飯は炊飯器のスイッチを押すだけで出来上がるもので炊飯器の中で何が起きているか分からないと考え、せっかくなので飯盒でご飯を炊くことを決意しました。
本来はご飯を炊くのもこれだけ時間と手間がかかるものだよとなんとなくでも感じてもらえれば良いなと。
BBQが始まり、ご飯を炊き始めて大きなミスに気づきます。
外で食事、その後イルミネーションを見に行くとなると子供たちのテンションが上がってしまい、食事どころではありません。ご飯が炊ける様子を見せたくても全く興味がない様子。コテージの周りで遊び始め、結果としてお肉やソーセージすら普段よりも食べる量が少なくなってしまいました。
そして、問題の飯ごう炊飯。
時間がかかるものですよね、すっかり忘れていました。
BBQが始まってから火にかけたため、ご飯が出来上がるころにはもはや子供たちは「ごちそうさま」という状態です。
「せっかくだから一口でも食べない?」という私に、「いらな~い」という容赦ない一言。
「ご飯がおいしい」
「お父さんすごーい」
そんな言葉と子供たちの笑顔をひそかに期待していたのに・・・非常に残念です。
ご飯は上手にたけたため、いつかリベンジを考えています。







